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久々の花ごよみ調査

 雨の1日、庭も畑も喜んでいるようです。もちろん、私も!

 先日15日、ほぼ1年ぶりに自然環境観察員の花ごよみ調査に参加しました。
ちょうど、甲子園の東海大相模の試合時間とも重なって、またここで行かないと今度またいつ参加できるかという事になるので、勝利を信じて久しぶりの参加となりました。
暑さも和らいだとはいえ、13時半の外は34度。
 そんな中でも40種類ほどを確認。花ごよみなので花や実を確認できるものを調査します。
  
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寸足らずのアレチノギク
 街中の公共施設の周りなために、草刈りされた後にまた伸びてきてこんな形態に。
 蕾のようにみえるけれど、花びらがないのが特徴で先にちょこっと見えている状態で開花しています。


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ヤハズソウ
 葉をちぎると白い線のように矢筈(矢の後ろ)の形に切れるのでこの名がついたそう。今回は花も実もなかったので調査対象にはなりません。

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 これに似てて、斑点があるものがコニシキソウ

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 オオアレチノギク

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 ツルボ
 今年は早く咲き出していまし た。

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 カゼクサ
 写真ではわかりにくいですが、そよそよした穂が群落になっていると、グラスとして庭に欲しくなってくる。いわゆる雑草なのでやってくるかもしれないけれど、増えたら増えたでやっかいものになるのかな。

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 エノキグサ
 エノキの葉に似ているからこの名がついてます。白丸が雌花、オレンジ丸が雄花の雌雄同株。
帰化植物が多い中、これは在来種のようです。
庭によく生えてて、なんとなく残してたのですが、正体がわかると愛着がわいてしまいます。

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 タケニグサの蕾とふわふわしているのが花


 草刈りされていた後で、この時期に出会う、ヨウシュヤマゴボウもコボタンヅルもまだ伸びだしたばかり。コボタンヅルはクレマチス マンシュリカに似ていて、庭にやってきたら大歓迎なんだけどな。

 風もあまりなく、日陰の多いところの調査でしたが、終わってみると結構疲れました。
午前中の畑作業よりきつかったかも。
 
# by toraneko-nyao | 2015-08-17 18:54 | 自然 | Comments(2)

 今までの猛暑を乗り切ったごほうびのような過ごしやすい日。

やっと、雨らしい雨が降って今朝の水やりもお休み
相変わらずの草むらの庭でも、ちらほらと咲く花もあって、
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   シンテッポウユリ
     タカサゴユリとの交雑で、種であちこちに増えていきます。
     この時期の白い花はさわやか。勝手に増えても歓迎。

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今年はなかなか蕾がつかなくて、伸びに伸びてここまでの背丈に。

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気付いてよかった、とストック場状態の中でひっそりと咲いていたリューコジューム オータムナーレ

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  レディ ヒリンドンはシュートがビュンビュン伸びて2階まで届いてしまった。
 横にもビュンビュン飛び出てて、野菜師匠のスポーツ刈り風(!?)な頭にトゲが刺さってしまった(@_@;)
 私は背が届かないから全く気にならず、あの暑さの中、梯子を出すのが億劫でそのまま。
 過ごしやすい今のうちに誘引しなきゃだね~
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 てっぺんで夏花も咲き出した。ヒリンドンらしくなく上向きに。


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カボチャはすっかり窓を覆って、リビングはおかげで日差しがやわらいでグリーンカーテンのお役目を果たしてます。

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 ネットをかけた結実果も、ぐんぐん大きくなってます。

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 受粉できなかった雌花も結実して、大きくなってきた。ネットかける!? どうする!?

# by toraneko-nyao | 2015-08-13 18:18 | ガーデニング | Trackback | Comments(4)

生ごみ堆肥で畑を作る

 今日は幾分、涼しい~ 
何日連続猛暑日というくらい、あれだけ高温の日々を過ごしてると、
体も慣れてきて、1,2度下がるだけで涼しく思える。
 雨の予報も出てて、庭も畑もホッと一息つけるかな~

 実は、昨年3月から、生ごみの堆肥で畑を作ろう!と仲間の1人の家の空き地で畑をやっています。
全体は、ひと目で見渡せるくらいの広さ。     
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この畑は生ごみを堆肥にするダンボールコンポストも入れますが、基本は直接投入方法。
こんな風に畝の10~15cmの深さに、出来るだけ小さくした生ごみを入れます。
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上から土で埋めて、その上に枯葉や枯れ草で覆います。発酵熱で蒸発した水分を吸着する役目をします。 
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その上をビニールで覆い、1週間ぐらいは生ごみと土を混ぜていきます。 
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  夏は1,2ヶ月、冬場は2,3ヶ月で土になります。
 目安は、1㎡に10kgで、結構多い。実際は3人の生ごみの量だと少なめなので、
 熟成して土になったあとも何度か入れています。

 今、育っているのは
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 キュウリ 
 サカタのロングセラー 
 ‘さつきみどり’ 

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 色っぽいキュウリではありません~(^_^;)笑

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こちらはオクラ

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 タキイさんの ‘ベニー’という赤紫の品種

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 この日、みんなで分けた収穫

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 このベニーちゃん、茹でると普通のオクラのように緑になっちゃう(右)
 リトマス試験紙的に酸をかければと、お酢をかけても、茹でる時
にお酢を入れても緑でした~ 
折角のきれいな赤紫、色止めできないかな~

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 オランダ花の旅で買っていたトマトの種。
 ダンナのお土産だったのに播かずに3年経ってたけど、発芽しました。
 育ちが遅れ気味。


 庭のカボチャもグングン伸びて、グリーンカーテン状態
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  前回に載せた結実果はみるみる大きくなって、重さに耐え切れず未熟のまま落果。
 放っていたら、未熟でもキュウリと同じ科だから食べられると、野菜師匠が救助して、テーブルにありました。
 キュウリと同じようならまずは糠漬けに。

 
あとは、新聞にレシピが載っていた和風ポトフに入れてみました。
夏はどうしても冷たいものを取りがちだけれど、腸は37度ぐらいであっためる方が疲れにくく、体にも良いそうで、季節の野菜で作れば、旬の野菜の栄養も取れるというメニュー。
 カボチャの幼果はズッキーニのように使えるようです。
 中国帰りの野菜師匠の話では、中国の人はどんなに暑くても暑いお茶を飲んでるそう。ビールも冷やさないし、ホテルには氷も置いてないとか。だから、中国の女性は肌がきれいなんだよな~と、そこかい言いたいのは!?
まぁ、それはどうであれ、中医学の国、体をあっためるのは理に適ってる。
冷たいものは控えるようにしよう~
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 しばらくすると、また雌花が出来て、結実。
 今度は重さに耐えかねて落ちないよう、ネットで保護。

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 見上げると雌花がいくつか咲いていて、もう手も届かない高さで受粉できない。もう勝手に成ってください。


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収穫したキュウリとミョウガの糠漬けや、緑になっちゃったベニーちゃん混じりのサラダなど。
 近所のスーパーでなんと、北海道限定のサッポロ クラッシクが!
 買わなきゃでしょっ。
 あっつい夏もこれで至福のひととき♪

 う~、ビールは冷たいのがいいよね~ これ以外は冷たいもの控えるから・・・



 
 
# by toraneko-nyao | 2015-08-10 10:53 | | Trackback | Comments(2)

カボチャの庭

 梅雨はとっくに明けて、夏、真っ盛り!

あまりタイムラグがある話題が続くのもどうかと思うのでタイムリーな話題を。

 生ごみ堆肥を仕込んであるパーゴラの下から、生ごみに混ざっていたカボチャの種が発芽して成長。
カボチャの芯はダンボールコンポストに入れるとすぐ発芽します。発芽しては混ぜられてどんどん分解されていくのですが、最後の入れたカボチャが分解されずに二次発酵のためにここに埋められて発芽してきたというわけです。このままどんなカボチャが出来るのか育てる事にしました。
 
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6月29日に撮った時はまだ地を這ってましたが、

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  ぐんぐん伸びて、ころたんメロンのためのネットを占領してきました。
この場所は野菜師匠のダンナの場所で、ころたんを植えたものの、生育がイマイチ。
野菜師匠も生ごみから育ったカボチャにも関心があるようで黙認。

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 ずっと雄花ばかりで、そんな状態を、窒素が多い時に起きるつるボケだ、との野菜師匠の解説でしたが、ようやく雌花ができて、朝に雄花を受粉したら、みるみるここまで肥大しました。


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 その先にもう一個雌花が咲いて、今朝、受粉しました。


 同じようにダンボールコンポストをやっている仲間の話だと、おいしかったという話も聞いているので、楽しみ~

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 今、唯一庭で咲いているユーコミス(パイナップルリリー)のふたごちゃん。


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 先月、農園で作った観葉のハンギングはこんなにもりもり。


 明日は誕生日なんだ~ でも、ダンナは中国で、息子は松本、娘は出かけるんだって。
でも、今日ならいいよと娘が言ってくれたので、近所のビアガーデンでグビっとBirthdayなのだ♪
# by toraneko-nyao | 2015-07-25 18:13 | ガーデニング | Trackback | Comments(1)

北海道ガーデンツアー

 おひさまがようやくお目見えして、急に夏だった数日。
あっという間に乾いた庭の水やりも、この雨で小休止。
台風が去ったら梅雨明けるんだろうな~
 本格夏の到来だね。

 またまたオンタイムから遅れ気味の内容ですが・・・

 先月6/24~26に行った、農園主催の北海道ガーデンツアーの話題。

 今年は北海道ガーデンショー2015大雪が開催され、北海道ガーデン街道を中心に
周ってきました。

 まず最初に訪れたのはチョコで有名な「六花亭」の六花の森。
包装紙に描かれた十勝六花を始め、北海道の山野草の森。

 3年前の北海道ガーデンショー2012にも旅行会社のツアーで来てまして、その時は8月下旬で夏から秋の変わり目で、花がなく、ツアーの最後のコースでデジカメのバッテリーも切れて写真もないなど、印象が薄く、展示ばかり見てた気がします。ここは夏が見頃だそうで、今回は夏の花が咲きだしていました。

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エゾクガイソウ


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ウツボグサ かな


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チシマフウロウ かな


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エゾハナシノブ


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ダイコンソウ 
Geum japonicum 
学名からもわかるように日本全国に分布してるそう。


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これはなんだろう。所々にあった大きな葉のこの濃いブドウ色の実。


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エゾノサワアザミ
(うつむき加減の花)
アザミはどこにでもありそうで関心がなかったけれど、調べていくと、日本には150種類以上が自生しているそうです。
「エゾ~」と付くものだけでも4種類ほどありました。


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園内にはこんな川も流れている森です。


奥のこんもり森の中は
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白い花が群生。尾瀬の山や長野の高原とかでみかけるセリ科のシシウドに似てますが、千年の森のガイドさんに聞いた所、同じセリ科のエゾニュウという花のようです。北海道にはその仲間でエゾノヨロイズカとかアマニュウという良く似た花もあるようです。
時間が足りなくて駆け足で1周。

 次に向かったのは十勝 千年の森。
在来樹種の植林で本来の十勝の森を復元して、千年後に残る森をめざしているそう。
関連会社に新聞社があって、紙を森に返すという事でも取り組んでいるそうです。
 この森の魅力を伝えたいという気持ちにあふれたガイドさんが、熱心に説明してくださいました。

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レイジンソウ(麗人草)


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バイケイソウ
 (有毒植物)


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エゾノシモツケ


 4つあるテーマガーデンのうちの1つ「アースガーデン」。
晴れてれば、日高山脈をバックに計算された13の丘と一体化しつながっているように見えるそうですが、この天気。前回も同じような曇天でリベンジとはなりませんでした。
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「メドウガーデン」
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川の流れのようなアキレア。
枕木の道を歩いていくと「ファームガーデン」と「ローズガーデン」につながって行きます。

「フォレストガーデン」は時間の都合で見られませんでした。

前回もあまり時間がなくて、のぞいた程度。
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行く途中の池には現代アートが建っています。
   厩構造と投影 
  ( 虚と実 ) [2008]
    浅野 修 作

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入り口


 その時のガーデンショーのメイン会場はここ千年の森でした。
コンペティションガーデンは「恋の庭Garden of Love」と「山羊の遊びの庭」というテーマで展示されていました。
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「Dress Garden」 
牧野研造・中村昌彦
今回のガーデンショーのメインガーデンにもなっているDress Gardenをデザインした牧野研造さんは、ここでコンペで入賞されていたんですね。その時も「まとう庭」と題して写真を撮って、フォトコンテストもあったようです。

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「コイコガレル」
わかれて歩いていくと、自分の姿が写る間から相手が垣間見える。

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 「森の蜃気楼」


など、他にも数点、森の中の美術館のような作品でした。

 セグウエィでアースガーデンを周れたり、千年の丘に登れば帯広市街や十勝平野が見渡せたり、フォレストガーデンを奥まで見たり、ランチして、ソフトクリーム食べて、買い物して・・・
満喫するには1日あっても足りないかも!
# by toraneko-nyao | 2015-07-19 02:07 | ガーデニング | Trackback(1) | Comments(0)