まだ、その頃は新型コロナの感染はクルーズ船と屋台船からで、
電車に乗るのに、ちょっと抵抗感があるくらいで、まだまだ、身近でなかった。
初日に友達と行ってみると、入り口入れば、ご自由にどうぞと
消毒液が並べられて、必ずするようになってなかったし、
マスク着用は何も言われないし、行列も覚悟していた初日にしては、
それでも、来場者は少なめなのはやっぱり、コロナの影響?。
今となってはこのゆるさが懐かしい。
昨年あたりから、ランの品評会のようなあらゆる種類の展示だけでなく、
もっと幅広くランに親しんでもらえるように、ランを取り入れたガーデンコンテストや
ハンギングバスケットコンテスト、フラワーアレンジコンテストやワークショップ、
夜バージョンはライトアップなど、親しみやすい内容が増え、サブタイトルが「花と緑の祭典」。
こんな庭は多くのガーデナーの憧れじゃない?
ランでも洋ランは地植えが出来なくて、鉢植えになってしまうところを、
上手に取り入れたリビングのようなデッキの庭。
ランを取り入れたハンギングバスケットコンテスト。
その中から私が好きな作品。
「森のぬくもり」
「Orchids in breeze」 農園のスタッフTさん
「omotenasi」
「華やかな癒しの空間」
「令和の夜明け」
「Orchids Bouguet」
「~ルノアールの絵画のように~」
「Victory 東京」 農園の生徒さんYさん
トロフィー賞
「陽光の輝き」
「パルピテーション」
「慈雨」
「輝け 走、嵐、蘭」
「Heavenly Garden」
優良賞
「向春」
優秀賞
「輝~かがやき~」
最優秀賞
「春風~旅立ちの日~」
都立農産高等学校 定時制 園芸部&創作造形部
高校の定時制の生徒さんの作品。
背景がおそらく創作造形部で作った彫刻作品。題名にふさわしい桜の模様。
もうこれだけで一つの作品。でも、主役のハンギングを引き立たせていて、
もしかしたら、卒業制作なのかな~とか作品からいろいろなメッセージが受け取れる。
作品を作って人に見てもらうって事はそういうことなんだと気づかされる。
生徒さん達が力を合わせて作り上げたと思うと清々しい。
世界らん展の目玉は、日本大賞。
今年はパフィオペディルム。でも、写真撮るには、背丈が小さくて、
皆、近づいて撮るから順番待ち。きっと、コロナの事がなかったら、もっと
行列だったと思うけど、すぐ、あきらめた。
それよりも、友達が「この3袋兄弟がかわいい!」とパチリ
個人部門 奨励賞 パフィオペディルム ミクランサム ❛ピュア ウォーターNo.2❜
カトレアのこんなかわいい色の子も
個別部門 優秀賞 カトレア ウィッチギアナ ❛ピンクムーン❜
個別部門は東洋ランもあるし、ランもこんなに種類があるんだなぁ~と、
勉強不足と思うけど、帰れば関心がなくなっちゃうのは毎度の事。
これからは、園芸相談の仕事を始めたから、なんでも関心もたないと!と
にわかにランの本をめくるのでした~